kotatsuです。
今回は僕の心がつぶれたお話になります。
転職して社内SEになった僕のお話です。
目次
通勤時間は2時間弱。社内SE時代
さて、転職に成功した僕は劣悪な環境から抜け出せたはいいものの、見出しの通りとんでもない通勤時間をかけて会社に通っていました。
朝はとにかく睡眠時間を確保すること。
絶対に電車の席に座って眠っておかなければ通勤だけで体力を奪われてしまいます。
ここからすでに仕事は始まっていました。
とはいえ幸いというべきでもないですが、ほぼ駅の始発駅から終点までを移動しなければならなかったので、人の乗り降りが激しく、なんとか座れるぐらいでした。
そしてたどり着く会社はゴリゴリの営業会社。
キレイで広いオフィスはビルの結構高いところでした。(何階か忘れた)
なんかキラキラしたというか、陽キャというか、そんな人達が集う会社で、陰キャの僕は近づくだけで拒否反応を示してしまいそうでした。
そんな会社でしたが、社内SEの人たちは個性豊かで優しく、陽キャって感じでもなかったのでなんとかなじめそうだと思い、胸をなでおろす僕だったのです。
引っ越し!一人暮らし再び
実家からここまで通うのに2時間はさすがにキツすぎる・・・
というのは当初からあったのと、再び一人暮らしをするのもありだなと考えていた僕はパートナーの家の近くに引っ越すことにしました。
休みの日を使って何度か内見に通い、ここだ!というお部屋を発見。
しかし、ここで僕にとっては耐え難い事件がありました。。
隣人の夜の嬌声が筒抜けだったのです。
昼間はテレビとか音楽の音が鳴り響くため、一人の時間を大切にしたい僕にとっては耐え難い苦痛でした。
当時勉強不足だった僕はその部屋の貸し出し情報をよく見ておらず、鉄骨造だったということを後で認識し、鉄筋コンクリートじゃないと隣人の生活音は防ぎにくいということを後で知ることになりました。
お部屋探しをする人で家で過ごす時間が大切な人はここを妥協すると痛い目に合うということですね。。。
で、僕はどうしたのかというとまた引っ越しました。
幸い実家暮らし会社員のときにためていたお金があったので引っ越すことはなんら問題なかったです。
手痛いですが勉強代だったと思い、今度は鉄筋コンクリート造の部屋に引っ越すことにしました。
しかし、この引っ越した先も壁が薄く、隣人が深夜にどんちゃん騒ぎをしており、苦しい日々は結局続いたのですが・・・
もう引っ越すお金の余裕もないし、あきらめることにしました。
少なくとも前の部屋よりはまだマシ・・・でもないけどマシと言わざるを得ませんでした。
心が壊れ始めるkotatsu
家で騒音に悩まされ、会社は会社で仕事が苦しく、覚えることもたくさんあったり難しい仕事を任されたら残業してでも片付けるそんな日々。
どんどん心の余裕がなくなっていきました。
状態が悪くなっていく僕はとうとう上司にかっとなってしまい、強い言葉を使ってしまったこともあります。
会社のエレベーターで滅茶苦茶不機嫌そうな人がいた時があり、僕が乗ろうとすると舌打ちするばかりか、ボタンを連打して僕を睨みつけてきました。
あの人のように心に余裕がなくなってしまうと、人は他人に優しくなどできないと、そう思っていたのに、自分がそうなってしまった。
毎日毎日頑張っても頑張っても先が見えない日々。
仕事は難しくて苦しく、家では安らぎを得られない。
逃げ場を失い、何のために頑張るのかもわからなくなりました。
僕はそれから会社に行けなくなりました。
転職してからおよそ半年ほどの出来事です。
僕は上司とこれからどうするのかという話もさせてもらいました。
僕は結局仕事を辞めることを決断しました。
本当に良い方だったのですが、僕の状態が悪かったために本当に申し訳ないことをしたなと今は思っています。
こうして、3社目の転職先は一年も持たず、半年で辞めてしまうこととなりました。
まとめ
そんなわけで僕はしばらく休むことにしました。
まぁそのあとすぐにコロナ渦が始まることになって結局自主的に自粛生活をすることになったのですが。。
頑張って頑張って生きてきたからこそ、ガス欠になってしまったと今はそう思います。
この出来事から僕は人間、心に余裕がなくなったり苦しいときは、自分が今そう思っているということを認識しなければならないと思いました。
自分の心の悲鳴に敏感になる。
そして立ち止まること。
立ち止まっても大丈夫です。
第一に考えるべきは自分の心だと、僕は思うからです。
でも立ち止まれない人もいるかもしれません。
周りに頼れない人もいるかもしれません。
そうやって頑張っている人に伝えてあげたいと思います。
苦しい状況からは逃げていいんです。
目を背けてもいいのです。
今のその場所があなたにとって苦しいのなら、そこで頑張っても苦しいだけなのですから。
逃げて、逃げた先に自分が自分らしく、余裕をもって気楽に生きられる世界がきっとあります。
視野が狭くなってしまっていませんか?
世界は広いです。
いろんな場所があるからこそ、あなたにフィットした場所があると思うのです。
僕も絶賛探し中ではあるのですが、自分が自分らしく気楽に、やりたいことをやれる、そんな環境を探し続けて行動しています。
と、かなり長くなってしまいましたが、僕が言いたいのは心の余裕がなくなってきたときは一度立ち止まってもいい。というお話でした。
ありがとうございました。